ICU キッズ・カレッジ

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ICU キッズ・カレッジ 2017春講座

プログラム概要

可能性の種を蒔こう

リベラルアーツ教育を特色とする国際基督教大学(ICU) 。

ICU キッズ・カレッジは、普段 ICUで大学生が専門的に教わる内容を小・中学生向けにアレンジした内容となっています。ICUで本学大学生が教わるように、未来を担う子供たちを対象に早い段階で考え方、考える姿勢を教えながらの授業を通し、クリティカルシンキング(自分で考え、調べ、分析し、判断をする能力)を身につける一助としてもらう、ICUならではのアクティブ・ラーニング型教育プログラム。それが「ICU キッズ・カレッジ」です。

60年以上にわたりリベラルアーツカレッジであり続けるICUで、多分野の授業を子供のうちから受講することが、理系教育:STEM教育(Science, Technology, Engineering and Mathematics)にArts=芸術を加えたSTEAM教育としての役割を果たすことも期待しています。

※本プログラムの講義・授業は全編を通して日本語で行われます。(教員、スタッフ、学生は日本語のほかに少なくとも英語でのコミュニケーションが可能ではあります。)

開催日時 基本的に月2〜3回 土曜日午後。季節休み期間中は2、3日の集中講座
場所 国際基督教大学構内
内容 本学講師陣による親子で参加できるアクティブラーニング型教育プログラム。
対象年齢は小学4年生から中学3年生。

 特徴

  • ICUの理念であるリベラルアーツ教育を反映したユニークな講義内容
  • 講義、クラス内研究を中心とした探究心を養うプログラム構成
  • 親子での参加が可能。(お子様だけの参加ももちろん可能です)
  • 担当講師は全員、本学に縁のある講師陣であること
  • 学期によって、学生サークルによる放課後授業も開催
  • 東京都内武蔵野の自然豊かなキャンパスで開催。大学生気分を体験可能

ご挨拶

岡村秀樹先生 国際基督教大学教授(物理学)

ICU キッズ・カレッジ (IKC) は、全く新しい試みであり日本のどこの大学にも類似のものはありません。
我々は次世代を担う、日本のリーダーを育成したいと考えて、このようなものをスタートしました。

大学で小学生に教えることの意義は何でしょうか?
小学校や塾で教わる勉強と同じことをするのでしょうか?

いえ、それらはそれらで大切な勉強ですが、ここでは違うことをやります。

小学校の勉強のもっと先にあること、アカデミックな内容を教えます。主に、我々が普段ICUで学生に対して教えていることを、小学生向けにアレンジして教える、というものになります。

それでは大学での勉強の予習となるようなものでしょうか?

いえ、違います。

ICU キッズ・カレッジで教えたいのは知識よりも、主に、考え方、考える姿勢、というものです。受験勉強とは違う、もっと遠くを見据えた教育をしたいと考えています。

ICUはリベラルアーツ大学で教育を重視しています。
各教員が、考えさせたり、広い視点から物事を捉える訓練をさせるように工夫して授業を行っています。そのようなICUの授業スタイルで、小学生に教えます。

考え方、考える姿勢、というのは、日本の教育の中ではうまく教えられていないことです。これからどうなっていくのかわからない時代ですから、周りに流されたり、常識で判断するというのではなく、自分で考え、調べ、分析し、正しい判断を行っていくという能力は大切です。ICUではクリティカルシンキングと呼んでいますが、それを身につけることこそが大学で学ぶ意味だと思います。

しかし、大学生というのは実はすでに出来上がってしまっていて、考え方の柔軟性はかなり失われてしまっている印象を受けます。「大学生からでは遅い」というのが、教員の間で話されていることです。小学生からそういうことを教えれば、きっと彼らの今後の人生にそれが役に立つと思います。難しくて理解できないのではないか、とお思いになるかもしれません。もちろん我々は小学生にも理解できるように工夫して授業を行いますが、それでも大学生用の内容がベースであればその場では理解できないこともあるでしょう。

しかし心配する必要はありません。
それは心に残っていくからです。
これから先、中学校、高校、大学と進めば、より抽象的で難しい概念を習っていくことになります。そういう内容は、一回聞いて、すぐに理解できるものではなく、2回目、3回目に聞いて理解できるものです。今は理解できなくても、なにかそういう話を聞いた、ということが印象に残っていれば、後になって全体像が見えた時に今回の話が結びついてぱっと理解ができる、というものだと思います。

その他の狙いですが、まずひとつは子ども達の心にたくさんの種をまいてあげることができます。

ICU キッズ・カレッジは、毎回毎回、違ったさまざまな内容のことを教えていきます。学期中の開催講義については、ICU生による授業も放課後授業という形で組み込まれており、バラエティーに富んだ内容になります。これだけさまざまなことを子供たちに経験させてあげる機会は滅多にないはずです。たくさん撒いた種のうち、どの種が芽を出すのかはその子によって違うでしょうけれども、子供たちの将来に、きっと何かの形で、大きく実を結ぶのではないかと考えています。

ふたつ目は、それと関連しますが、大学の先生との出会いです。

我々は、何かの学問分野でそれぞれ深く研究した人間ですから、いろいろなことを知っています。
みなさんの勉強の先に何があるのか、何のためにそれを勉強しなければならないのかを知っています。そういう先生たちとは普段は接する機会がなかなかないはずです。中には、この先もずっと印象に残る先生がいるかもしれません。こういう人になりたい、と思うような先生と出会えるかもしれません。そういうことが、子供たちが自分たちの進路を決める際に影響するかもしれません。

みっつ目ですが、小学生のうちに大学に来て大学の教室で大学の先生から授業を受けることで、勉強して大学に進学することが自分たちの将来の姿として具体的に感じられるようになるはずだということです。

私の個人的な願いですが、ここにいる子供たちの中から、将来日本を引っ張っていってくれるような人が育ってくれるとよいと思っています。

過去のプログラムの詳細や申し込み

プログラムの詳細(過去の授業風景や受講者の声)、申込方法は弊社ニュースレターやFacebook上に適宜更新していきます。

ニュースレターページ:http://www.icu-service.com/newsletter/

Facebook ページ:https://www.facebook.com/ICUkidscollege


ICUキッズ・カレッジとICUジュニアキャンパスキャンプの違い

1.「主旨」の違い

ICU キッズ・カレッジは、ICUの理念であるリベラルアーツ教育、その理念を反映したユニークな講義内容を子供向けに分かりやすくアレンジした、講義、クラス内研究を中心とした探究心を養う内容のプログラム構成となっております。

一方 ICU ジュニア・キャンパス・キャンプは、小学校4年生から中学3年生までを対象に、集団生活の中での遊びや生活の中を通して学ぶ、レジデンシャル・キャンプで、欧米のサマーキャンプにヒントを得たプログラムです。

どちらのプログラムも、国際社会を舞台に未来を築く子供たちの、その将来に役立つ変化をもたらすものであることを私たちは心から祈っています。

2.「組織」の違い

ICU キッズ・カレッジは大学側の企画下において、専門的知識や技術などを持った研究室や部が1コマずつの講義時間を担当。それぞれの研究室や部のチームが担当枠内の運営を工夫しています。

企画された岡村先生を始めとする大学の先生方や、先生の研究室に所属する講義のアシスタントをしてくれる学生さん、放課後授業を担当してくれる学生さん、ICUサービスのスタッフが主に携わっています。

ICU ジュニア・キャンパス・キャンプは「ディレクター」と呼ばれる責任者の管理下で、学生リーダーが企画運営をしていく形式を採用しております。ディレクターやリーダーは企画全体に関わり、継続的に活動するチームとしてプログラムを運営しています。